教室の様子

キメラな動物を描いてみよう!(1/2)

こんにちは。講師のヘイズです。
先日の課題は「キメラな動物を描いてみよう!」でした。

キメラとは頭がライオン、胴体はヤギ、尻尾はヘビというギリシャ神話に登場する生き物です。日本の妖怪の鵺(頭部はサル、胴体はトラ、尻尾はヘビ)も似た存在ですね。
他にも人魚、ペガサス、ケンタウロスやアマビエなど、異なる種類の生物を掛け合わせたキメラに近い作りの架空の生き物がたくさん存在しています。

2つの異なるものを掛け合わせて新しいものを考え出すのはアイディア創作の基本的なテクニックですね!

今日はそんなキメラに倣い2種類以上の動物をミックスさせ新しくオリジナルな動物を作り出しキャンバスに描いてもらう課題です。

生き物図鑑を用意し、動物の特徴やおもしろいと感じるところなどみんなで意見を出しあう時間からスタートしました。うさぎの耳、象の鼻、リカオンの体の模様、亀の甲羅などたくさんの発見の共有がありました。

いざ制作に入ると迷ってしまう子もいましたが、そんな場合は好きな動物や気になった部位を文字で書き出してから、頭、胴体、尻尾や脚、角や翼にどんな動物を当てはめるか順を追って考えて設計を作っていきます。

制作途中の作品を一部ご紹介。
2回授業の課題のため次回完成の予定です!

みんな図鑑からしっかり動物の特徴を発見し、作品に反映してくれているのがわかります。
今回は自分の考えた生き物がどんな性質を持っていてどんな場所に生息しているか、ということも考えて貰い画面の背景を作って貰いました。
支持体がキャンバスであることも活かして、しっかりと絵具をのせて世界観が出来上がっていく様子が楽しみです!

次回、みなさんかっこよくオリジナルキメラを仕上げてしまいましょう!

また異なるものを掛け合わせて新しいアイディアを生み出すテクニックは生き物以外でも活かすことができます。アンパン、ピザまん、カレーうどん…など身近なところでも例が発見できますね。
今後の制作にもチャンスがあればぜひ取り入れてみてほしいです。

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